Academy of Endodontics 会則
【 入会・会費 】
Academy of Endodontics (以下AEと略) への入会はPenn Endo Study Club in Japan (以下PESCJと略)におけるPenn Endo Program in Japanを修了し、次の所定の会費を納入した者に限られる。
- 入会金:40,000円(税込)(認定医試験検定料含む)
- 年会費:20,000円(税込) ⇒ (毎年3/1~5/31)
【 会員種類 】
本会は次の会員により構成される。
- 一般会員:Penn Endo Program in Japanを修了し、所定の入会手続きを完了した者
- PESCJ認定医:AE会員であり、認定医試験を合格し、所定の基準を満たしている者
- PESCJ専門医:AE会員であり、認定医試験および専門医試験を合格し、所定の基準を満たしている者
PESCJ認定医
【 受験資格 】
PESCJ認定医(以下 認定医)試験受験資格は以下の全ての項目を満たした者に与えられる。
- 年間コース受講中に行われる筆記試験または追試験に合格していること。
- 年間コース受講中に行われる口頭試問または追試験に合格していること。
- 年間コース受講中に行われる実習試験または追試験に合格していること。
- AE会員であり、年会費の滞納がないこと。
- 習得した知識と技術を内規に定められた基準に従い実施していること。
追試験については年間コースの状況に応じて申請を受け付ける。
【 受験申請 】
- 新規受験は原則として年間コース終了後二回目のAE例会からとする。なお、受験申請資格は年間コース修了証授与式後に発生するものとする。
- 更新申請は取得日より四年経過前迄に行うこととする。申請受理後一年の間に更新試験を受験すること。枠外にPESCJ認定医更新期間を記載する。
- 受験申請は年一回までとする。
- 所定の申請用フォームにてAE事務局宛へ申請すること。
- 受験希望者多数の場合、AE事務局より日程の調整をお願いする場合があります。ご了承ください。
【 受験会場 】
認定医試験受験会場はAE大会が開催される会場および本コース座学後(会場: GC)とする。
『新規受験』
【 審査時必要項目 】
新規の認定医試験の受験においては以下の発表を必要とする。
- 一時間のトピックプレゼンテーション(参考文献記載リスト、発表スライドのハンドアウトを指示された場所にアップロード)
- 三ヶ月以上の予後レントゲン写真がある歯内療法症例:五症例とし、歯内療法外科†の症例を必ず一ないし二症例含むこと:プロトコルについても指示された場所にアップロード)。なお、外科症例については「歯内療法外科症例の提示」の項を参照のこと。
【 合否審査基準 】
認定医試験における合否判定は以下の通りである。
- トピックプレゼンテーションおよびケースプレゼンテーションのそれぞれを評価する。
- 採点項目についてはPESCJ認定医試験配点基準表の通りである。
- 認定審査時に同席する講師および認定医の八割以上の承認を得ること。なお、最終判定は講師およびファカルティーの審議を通過する必要がある。
- 以上の総合評価によりベストスピーカー賞を会期中に一名授与する。
【 エントリー後のキャンセル 】
認定医試験エントリー後、自己都合によるキャンセル(やむを得ない場合を除く)をした場合、エントリー予定のAEより2年間の受験資格の喪失とする。
また、以後のエントリー日時は事務局から指定した日時とする。
『更新受験』
認定医においては取得時から四年毎の更新を必要とする。
【 審査時必要項目 】
更新受験時には以下の発表を必要とする。
更新試験についての合否審査基準は認定医試験に準ずる。
- 三ヶ月以上の予後レントゲン写真がある歯内療法症例:五症例とし、歯内療法外科†の症例を必ず一ないし二症例含むこと:プロトコルについても指示された場所にアップロード)。なお、外科症例については「歯内療法外科症例の提示」の項を参照のこと。
- 症例は事前に提出しておき、質疑応答から始める。
【 エントリー後のキャンセル 】
認定医試験エントリー後、自己都合によるキャンセル(やむを得ない場合を除く)をした場合、PESCJ認定医資格を取り消すこととする。
また、以後のエントリーは新規扱いとし、日時は事務局から指定した日時とする。
【 資格の喪失 】
更新試験を辞退または不合格となった場合
PESCJ専門医
【 受験資格 】
PESCJ専門医試験受験資格は以下の全ての項目を満たした者に与えられる。
- PESCJ認定医であること。
- 日常臨床において歯内療法に限定された診療を行っていること。
【 受験申請 】
専門医試験への受験申請は期日を問わない。所定の専門医申請用書式にてAE事務局宛に申請すること。
【 審査時必要項目 】
専門医試験の受験においては以下の項目を必要とする。
- 三ヶ月以上の予後レントゲン写真がある歯内療法外科症例†:二十症例(うち大臼歯部を十症例以上)を専門医申請用書式に必要事項を充たして提出すること。
【 合否審査基準 】
専門医試験における合否判定は以下の通りである。
- 症例審査および口頭試問を経て審議会で承認を得ること。
【 更新 】
専門医においては取得時から五年毎の更新を必要とする。
専門医更新期間については取得日より五年経過前迄に更新の手続きをする。枠外にPESCJ専門医 更新期間を記載する。
更新試験についての必要事項と合否審査基準は専門医試験に準じ、専門医取得後の認定医の更新試験は必要としない。
【 資格の喪失 】
- 日常的に歯内療法に限定しない一般歯科診療を行う場合
- 更新試験を辞退または不合格となった場合
†歯内療法外科症例の提示
【 X線画像 】
術前、術直後、3ヶ月以上経過の3枚は必須である。その後の経過もあると望ましい。
【 臨床写真画像 】
術前、切開剥離後、切断面精査、逆充填後、縫合後、抜糸時、経過観察時の臨床写真画像を可能な範囲で添付すること。
【 CBCT 】
全症例で添付が望ましい。
制定 平成24年10月2日
第1回改訂 平成25年1月4日
第2回改訂 平成27年7月31日
第3回改訂 平成27年12月21日
第4回改訂 平成28年1月28日
第5回改訂 平成28年10月3日
第6回改訂 平成29年3月13日
第7回改訂 平成30年3月17日
第8回改訂 令和2年2月1日
第9回改訂 令和4年6月14日
第10回改訂 令和5年1月26日
第11回改訂 令和5年2月19日